アイテム詳細
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
グループ:DVD
ランキング:6856
価格:¥ 1,197
発売日:2006-07-07
在庫あり。
このページのURLは
http://pet-select-shop.com/asin/DVD/B000FBHTO4/
この商品を買った人はこんな商品も買っています。
コラテラル スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
カスタマーレビュー ![]()
CGで作製した恐怖より人間の狂気を描けば良かった。
(2010-02-22)
生きるためには、どんなに優しい人格の人間も、恐怖で善意や優しさを失い狂気に走る、描写が十分描かれないのが、この映画の不満です。
大混乱に陥った人間の狂気の描写がいまいち足りないような気もします。
リアルCGで恐怖シーンや無駄な部分が多いのが、逆説的には、この映画の質を落としたと思います。
宇宙人の情け容赦ない人類への攻撃よりも、自分が生き残るために、恐怖で理性を失い他の人間を平気で殺す、奪い合い、逃げ回る人間どうしの醜い争い、弱者である老人や子供が取り残され、商店から火事場泥棒をするなど、宇宙人の侵略よりも、大混乱に陥った人間の狂気をリアルに描いたほうが良かったと思います。
登場人物が少なすぎるため、恐怖による狂気が中途半端にしか描き切れていないです。
だから、人間ドラマとしては失敗だったと思います。
「宇宙戦争」は現代の視点では、ドレークの方程式では、銀河系の知的生命体との遭遇は、3億円の宝くじに当選するよりも遥かに確率が少ないと考えられている
現代科学では、この映画は、もはやSF映画ではない。SFファンから見れば、スピルバーグ監督の「宇宙戦争」はSFではありません!
とても恐ろしい描写を描ききったところは賞賛しますが、恐怖のみだけになると安物のホラー作品とは大差ないのではないかと思います。
(火の海になっても猛スピードで走り続ける列車、川に流れる人間の死体がたくさん流れるなど、まるで悪夢のような強い恐怖を感じました。)
ある意味では無駄が設定が多すぎた、(宇宙人の登場シーンや植物状の血管のようなものなど無駄です)
ピントがずれている、何に焦点を当てているか曖昧さが、この映画の失敗だったと思います。SFではないからSF的な描写は不要です。
ある意味ではスピルバーグ監督が尊敬している黒澤監督に、足元に及ばなかったという印象があり、とても残念に思います。
現代アメリカ映画に「ドリーム」なんか求めるな
(2010-02-12)
何年か前にこの映画をレンタルで観たことがあるが、個人的にはこういう映画があってもいいと思った。
「インディペンデンスデイ」や「アルマゲドン」のような、いかにもハリウッド臭い勧善懲悪・荒唐無稽のブロックバスター的な映画とは対極に位置する作品だが、9.11以降、当のアメリカ国民でさえ、そんなお花畑な幻想を見る余裕はなくなった。
この映画に賛否両論が多いのはわかるが、もはやアメリカ人でさえ見ることも無くなった「アメリカン・ドリーム」を、平和ボケした日本人が未だに夢見てこの作品を非難する様は、なんと皮肉なことだろう。
余談だが、本来の原作であるH・G・ウェルズの「宇宙戦争」は一読すべき。
一人称現在で描かれた被・虐殺風景。
(2010-01-08)
この映画はSFものでも侵略ものでも、パニックものでもない。
では、何なのか? 即ち、虐殺の風景だ。それも、一人称現在形の。
たとえば第三帝国下のユダヤ人でも、船につめられ奴隷とされたアフリカ系住民でもいい。
殲滅と金銭。それぞれ一応の理由はあるけれど、それが「個人にとって」何だというのか。
あなたがそのうちの一人だったとして、それを聞いて納得できるものだろうか。
納得のいくはずもない、いやそもそも、ただ理不尽としかとりようがないのが常だ。
そしてそんな状況に、人は冷静に対応できるものだろうか?
思えば『夜と霧』も『ショア』もドキュメンタリー、つまり事後の映像でしかなかった。
一方この映画は現在進行形で、しかも911やボスニア紛争などを思わせるカットを、
意図的に(それも鮮明な映像で!)導入しており、心胆を寒からしめる出来となっている。
もちろん、挙げていけば際限なく難はある。
たとえば恐怖が具体的になってしまった後半は、前半と比べやや落ちざるを得ない。
けれどラストについてはある話を挙げておきたい。
「知人が家を建てたんだ。一生に一度だろうからって、頑丈にね。そこは、まあ、地震なんて起こらないって言われてた所だった。挨拶回りした近所からも笑われた。そんな大袈裟なってね。で、翌年が95年だ。近所は壊滅した。知人の家は平気だった。その時近所の人間は、自分の迂闊さを呪っただろうか? ……まあ、きみならそうするかも知れないな。いや悪い意味じゃない。きちんと自分を責めるのは、本当に強いってことだよ。けれど、もう結末は見えてると思うけど、そ奴らは知人の一家を恨んだんだな。悪いのはそりゃ地震だよ。そりゃそうだ。けど地震を恨んだからと言って、どうにかなる訳でもない。相手は天災だからね。恨んでもどうしようもないし、第一具体的じゃない。といって自分を呪うなんてのは、そこから自分を省みるなんてのは、よくよく耐えられることじゃないんだよ。結局いたたまれなくなって、知人は引っ越しちゃった」
以前にこの話を聞いていたせいもあり、
無事だった一家が近隣の憎悪を受けるであろう、ということは想像に難くなかった。
好悪はさておき、これは見ておくべき映画だろう。
スピルバーグは一体、どこへ行くのだろう……これが見終わった後の、偽れない本音だった。
もしこれを読んで、興味を抱いた方がいるなら幸いだ。
ご都合主義になりそうで、なりました、やはり
(2009-09-13)
異星人を無慈悲に描くつもりでも、やはり
ヒューマンドラマの巨匠、徹底は難しい。
どっちつかずの話になりました。
ラストの意外性も、少々「肩透かし的
意外性」になりました。もちろんそこ
らのB級よりははるかに楽しませても
らいましたが、星の数は相対評価ですよ。
スピルバーグ監督ですから。
結末に脱力だが前半のCGは見る価値あり
(2009-09-11)
結末は脱力する。宇宙人を撃退するいいアイディアを思い浮かば
なかったのかと勘ぐってしまう。
前半、中盤は宇宙人の乗り物?トライポッドは不気味で迫力あり。
圧倒的な強さで街を破壊、人間皆殺しは十分な恐怖感を味わえる。
しかしこの映画の見所はそこだけである。トムクルーズ演じる
父親と2人の子供の感情のすれ違いの描かれ方が中途半端で、うざい。

