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日経BP社
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発売日:2002-07-15
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ベンチャーわれ倒産す―昔、大臣賞。今、自己破産。 (小学館文庫)
レビュー(Amazon.co.jp)
???ネットベンチャーの経営に失敗した経験を持つ著者が、「ベンチャーとはそもそも何か」という点に立ち返り、ベンチャー経営がいかに特別なものであるかを描き出している。
???たとえば著者は、一般中小企業は経営の優先課題を組織の存続に置き、自社の経営資源を超えた経営をしないが、ベンチャーは会社の「器」を事業の具現化の手段とみなし、戦略上必要な経営資源を外部から積極的に調達すると論じて、ベンチャーのリスクの高さを浮き彫りにする。また、アメリカとの比較から日本のベンチャー経営の非合理性を指摘したり、投資と融資の「カネの性質」の違いを解説したりもする。ベンチャー経営者ならぜひ、頭に入れておきたい知識である。
???こうした論考を踏まえて、著者の失敗もあらためて検証されている。その大きな要因にされている経営スタイルと経営資源の「性格の不一致」という視点はじつに興味深く、失敗があってこそ得られるものであることがわかる。また、結論から導かれている「経営に必要な『速さ』と『早さ』は区別して考えなければならない。『速さ』とは、情報収集〜分析〜決断〜実行の早さ=スピードである。『早さ』とは、ビジネスをいつ開始するかという『商機』に対するタイミングである」という提言は、そのままスタートアップ時の指針になる。
???本書にはさらに、経営者になるための条件や、経営者が犯しやすい間違いなどもまとめられている。起業をめざす人やベンチャーの経営者にとって貴重なアドバイスが得られるのはもちろん、失敗が個人の成長にとっても社会にとっても不可欠であることを実感させてくれる1冊である。(棚上 勉)
カスタマーレビュー ![]()
「起業の肝!!」
(2005-03-04)
「ベンチャー企業の立上げと運営」に「潜んでいる罠」を自分の失敗体験を引き合いに出して浮き彫りにする構成は臨場感があって面白い。
文中に見られるベンチャーと大企業、日本の環境と米国の環境、これまでの日本とこれからの日本の比較も非常に解りやすい。
文章も無駄がなく読みやすいので著者の主張がストレートに伝わってくる。著者のプレゼンには定評があるらしいが、それ同様に文章も上手・・そんな印象をもった。
倒産後、時が経ったとはいえ自分の失敗をこれだけ冷静に分析して「失敗」を単なる「思い出話」ではなく「ノウハウ」にしていることに感心させられた。
特に「第3章 実践!起業入門/仕事入門」の部分は、もう少し手を加えれば一冊のビジネス書として十分通用するだろう。
起業での失敗を単なるゴシップとしてではなく、それがマーケットや人材育成に貢献する事象であると捉える風土が日本に欲しい。
「得点する文化」が浸透しないと日本はいつまでも今の停滞から脱出できない・・本書を読んでそう感じた。
板倉氏の次のミッションは、コンサルとしてベンチャーキャピタルとして起業家を育成すること日本の起業環境整備に寄与することではないだろうか。
お金の流れに関するところが参考になりました。
(2003-08-04)
著者自身が、ベンチャー企業を起こし、失敗した事から得られた知識を凝縮してまとめられています。特に、お金の流れに関して書かれている部分は、自分の仕事にも当てはまることが多く、参考になりました。
この本の登場によって、「失敗に対する妬み」を生むきっかけになればい
(2002-10-09)
確かに、著者がp11で述べているように、日本のビジネス・マーケットでは「成功はねたまれ」、「失敗は悪」とされているのかもしれない。
しかし、この本を読むことによって「失敗が成功の元」にすることができる読者がたくさん誕生すれば、失敗が成功の源泉である以上、日本のビジネス・マー ケットにおいて、失敗が成功する以上の妬みを生み、「失敗が悪」とされることがなくなるのではないだろうか?
日本のビジネス・マーケットが本当にそうなったとき、この本が出版されたことの本当の社会的意義が、人々に理解されるような気がする。
起業家をめざすサラリーマン必読
(2002-10-08)
週刊文春の書評で、鹿島茂氏が取り上げているのを読み、興味を持って買った。
板倉氏は、生まれながらの起業家だ。それがよくわかった。
サラリーマンとは決定的に考え方が違う。
だから失敗した、という組織論も興味深かった。
20年早く、この本を読みたかった。
そうしたら、サラリーマンをやっていなかっただろう・・・・。
起業家をめざすサラリーマン必読
(2002-10-08)
週刊文春の書評で、鹿島茂氏が取り上げているのを読み、興味を持って買った。
板倉氏は、生まれながらの起業家だ。それがよくわかった。
サラリーマンとは決定的に考え方が違う。
だから失敗した、という組織論も興味深かった。
20年早く、この本を読みたかった。
そうしたら、サラリーマンをやっていなかっただろう・・・・。

