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できそこないの男たち (光文社新書) - 和書 - ペットのセレクト通販

アイテム詳細

福岡 伸一

光文社

グループ:Book

ランキング:3580

価格:¥ 861

発売日:2008-10-17

在庫あり。

このページのURLは
http://pet-select-shop.com/asin/Books/4334034748/

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カスタマーレビュー

読む気になったら一気に  (2010-02-10)
生物学者・福岡伸一が男女の役割の違いを遺伝子の
染色体のレベルにまで落とし込んで描くエッセイ。
サントリー学芸賞受賞作。

買ったのはだいぶ前に帰国した時に、平積み
されていた時だったんですが、読んだのは、たまたま
ダ・ヴィンチ・コードを読み終えたその直後から。
頭の中が、性と生と聖の関係であふれているときに、
それを生物学的な見地から整理してくれました。

男がXYで女がXXだっていうことは知っていたけれど、
それがどういうことを意味しているのか、どうやって
男と女の性差が生まれてくるかを教えてくれます。

ちょうど、2009年の世界陸上で南アフリカのセメンヤ選手が
両性具有で話題になりましたが、それもありえることも
教えてくれます。

どこかの雑誌に連載していた記事を一冊の新書にまとめて
いるので、少し話しがこま切れっぽく感じるところもあるのが
玉に瑕。
1ヶ月以上もカバンの中に入れっぱなしにしていたくせに、
読む気になったら、さくっと読めました。

http://teddy.blog.so-net.ne.jp/2009-11-23-1

男性器のなぜこうも不細工なのか?  (2009-11-15)
相変わらず、福岡先生の著作は読み易く面白い。
まさしく小説のようにすすみ、しいて言えば、上杉隆氏のような文章の書き方で、個人的には好きです。

男性がなぜできそこないで、男性器がなぜ不細工なのかも、感心しながら面白おかしくわかりました。
人類は女性が誕生し、次に男性が出来、その次はどこに行くのか・・・?

自分がいかにできそこない?か、男性なら読むべき本です。

DNAには不思議がいっぱい。  (2009-11-12)
母親の胎内で胎児が7週間は女性であるなんて知らなかった。
SRY染色体の不思議さには興味津々で読み進んだが、研究者たちの熾烈な時間との戦いともいえる論文発表なども知らない世界の話なので興味深く読ませてもらった。

男になる仕組み  (2009-10-02)
性決定遺伝子の研究から、
男がどうやってできているのかを
書いている本です。

女性からうまれた
できそこないの男が
なぜ権力を持つようになったかを
余剰ということで説明しているが、
猿山のボスザルやライオンのハーレムにも
同様の説明があてはまると思えなかった。
あと余剰の恩恵は女にもあったはずだと
思った。

文才あふれる!  (2009-08-20)
著者は理系の科学者でありながら、この文章、そしてこの構成力はとんでもなく素晴らしい語り手です!基本的には私は理系であって文才ある方に惹かれる傾向が強いのですが、この方もまた秀逸!素晴らしい才能です。この作品はもちろんトリビアルな知的興奮をもたらすと共に、漫画「栄光なき天才たち」のような知られざる世界を垣間見せてくれ、またその導入の素晴らしさから、語り手の世界にいやおう無く引き込むチカラはかなり強力です。


プロローグの絶妙なる切り出しとタイトルから得られる予想を裏切る、しかしその裏切りはどこまでも心地よく、先を読まずにはいられなくさせます。一見どこへ向かっているのか分からなくさせておいて、実は知りたかった話しの真上をいつのまにか歩いている自分を発見できる構成がまた病みつきになる面白さです。まるで霧が晴れた後にじつは目的地までまっすぐ進んでいたんだ!と実感できる気持ちよさを含んでいます。


『見える』ということの意味を知るためにオランダのレーウェンフックなる人物の趣味を通ることの面白さ!この展開と構成と文才に読み手は巻き込まれると、終わるまで抜け出せなくなります。さらに『見える』ことの過程を実践的に表す話しも、医療系(私もしがない医療系の端っこの大学を、かなり前に出たのですが)に進んだ方には懐かしくも楽しかったことを思い出させます。


そして、染色体の、遺伝子の話しはとても分かり易く、そこに研究の先端で起こっているスリリングな話しを絡めることで「加速」感が得られます。リーダビリティーがとても高く(というだけで評価することはもう無くなった私ではありますが)たまらない書き手です。読みやすく、トリビアルで、様々なトピックのミックス具合が絶妙!そしてついには発生学へと話しは展開して、男とは、というこの本のテーマに肉薄します!


後は読んでいただくどが1番楽しめると思いますが、比喩の使い方、本当に語りたいことへの導入、そして言葉を選ぶセンス、かなり非凡な方だとお見受けしました。


最後の最後、福岡さんの推論がまたとても面白いのです、「余剰」に対する推論と、そしてより身につまされる「あの感覚」と第6の感覚である「加速覚」の連動についての推論。たしかに逃れられない魔力です、私もその一人の男として同意します。この感覚からも逃れられる人っているのでしょうか?


知的興奮と、リーダビリティに興味のある方、そして男の方に、あるいは男に興味のある方に、オススメ致します。

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