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坂の上の雲〈1〉 (文春文庫) - 和書 - ペットのセレクト通販

アイテム詳細

司馬 遼太郎

文藝春秋

グループ:Book

ランキング:830

価格:¥ 670

発売日:1999-01

在庫あり。

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レビュー(Amazon.co.jp)

???同じ松山で生まれ育った正岡子規と、日露戦争で活躍した秋山兄弟。子規は病と闘いながら俳諧の革新に挑み、秋山兄弟はそれぞれ日本の騎兵、海軍の技術向上に尽力した。当時最強とうたわれたロシアのコサック騎兵を打ち破るべく、ひたすら仕事に打ち込む兄好古と、文学の世界に未練を残しながらも海軍に入隊し、海軍戦術を研究し続けた弟真之。2人のまじめな努力の成果は、歴史が証明している。誰もが立身出世を目指した時代に、彼らがどうやって自分の人生の意義を見出したのか。そんな視点から読んでみるのもおもしろい。

???司馬遼太郎の大河小説の中でも、本書は特に評価が高く、ビジネスパーソンをはじめ、多くの人々に読まれている。改革の時代にこそひも解きたい、そんな1冊である。(土井英司)

カスタマーレビュー

歴史を自分の血肉にするための教科書  (2009-06-06)
羅列された事実を記憶しただけでは歴史を学んだことにはならないだろう。その事実を組み込んだ物語を作る作業が必要である。できあがった物語には個人個人のフィルタがかかっているので、100人いれば100通りの物語ができる。ただし、その中には優れたものも劣ったものもある。

本作品は歴史的事実を組み込んだ物語の中の、最も優れたものであると言って間違いない。そのため、当時が現在と断裂したものでなく、今の自分にもつながっていると認識できる。そう言う意味から、歴史を自分の血肉とすることが学べる最高の教科書と言ってもいい。

例えば、佐藤 晃著『帝国海軍が日本を破滅させた』で、本著者とは違った観点からの日露戦争観を知ることができるが、基本を本書に置き、さらに他の著作物などを通して自分なりの歴史を醸成するのがいいのではないかと思う。

そのような御託を並べる前に、理屈抜きにおもしろい。エンタテインメントのみを求めている人にも自信を持ってお奨めできる。

(これは1〜8巻を通してのレビューです。)

明治という時代が本当によくわかる作品  (2009-06-05)
もうすぐNHKでもドラマ化しますし、相当認知度の高い作品で、あまり紹介する必要がない気もするのですが・・・しかし!あまりに好きな作品なので少し書かせてください。

当然星5つ。司馬遼太郎の作品で一番有名なのは「竜馬がゆく」かもしれませんが、個人的にはこちらの方が好きです。

明治維新後15年しかたたない弱小国家である日本が世界の一流国の仲間入りをするために(というか不平等条約を改正してもらうために)、涙ぐましい努力で陸海軍を増強し、結果として日清戦争で清を破り、さらにそのたった10年後にはロシア帝国というとんでもない超大国を相手に戦争を起こし、それをも結果的にではありますが戦勝国としてポーツマス講和条約に望むのです。当時としてはまさに奇跡としか言いようのない大番狂わせだったわけです。

明治に生きた3人の主人公を軸にその日清・日露戦争をジャーナリストのような視点で克明に描いているのがこの作品です。3人の主人公とは・・・陸軍初の騎兵隊を率い、当時最強といわれたコサック騎兵を破った『秋山好古』、日露戦争の勝利を決定的なものにした日本海会戦で、その作戦の全てを担った男、『秋山真之』、真之の幼馴染であり、明治期の俳句に革命をおこした『正岡子規』です。ちなみに真之は好古の弟です。

日本人ならば、読めば必ず日本人としてのアイデンティティーをそこに感じることでしょう。とかく第二次世界大戦の敗戦が直近の戦争として、よく取り上げられます。しかしたった100年前の同じ日本で、このような誇り高き戦争(もちろん戦争はよくありませんが)がおこなわれたということは皆が必ず知って欲しいことだと思いました。

日本人なら、とにかく読んでくれ!!!

座右の書  (2009-06-03)
私の人生に無くてはならない本です。

東郷平八郎に一歩でも近づけるようがんばります。

日本国の少年時代を象徴的に描く秀作  (2009-06-03)

時代が興奮している。
新しく生まれたばかりの国家が国際社会で一人前になり先進国と認められるために
近代国家は理想的な存在であるということを疑わず、その正義を持ちみんなが
懸命に生きている。

明治になり、多少の才能と努力をもってがんばれば、その生まれついての社会的な
身分にかかわらず、大きな分野をまかされる。
そのまかされた分野に対し、自分のすべてをささげ最大限にがんばれば必ず報われると
信じて疑わない。
太平洋戦争前の昭和のナショナリズムと違い、青年らしい理想主義に基づいた
さわやかながんばりを登場人物は見せる。

青春小説を読むようなさわやかさ、ほろにがさ、気恥ずかしさ、うらやましさ。
そして国家とは何かを考える。

その1冊目。
好古達の今後の活躍が楽しみである。

小説として破たんしている  (2009-05-17)
これほど最初とその後の違っている小説もない。連載小説の弊を端的に示している。なのに五つ星をつけたくなる。司馬さん、あなたは凄すぎる。小説として失敗しても読者を感動できれば筆者の勝ちだ。文句はあるか?

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