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文藝春秋
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ランキング:2078
価格:¥ 660
発売日:1998-09
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竜馬の使命
(2009-06-25)
坂本竜馬の生涯と混迷の幕末を描いた小説。
桂小五郎、高杉晋作、西郷隆盛、大久保利通、後藤象二郎、勝海舟、陸奥宗光など
綺羅星のごとく光る英雄たちも描かれているが、やはりその中でも竜馬はその独自性
という点で特別にか輝く存在である。
小説を読みすすめるごとに、どんどんと竜馬の人柄に引き込まれてしまう。
竜馬の生き方は、自らの理想を追い求め、その実現に向けて手段を問わず駆け抜けていく。
その姿は男たるものの志の重さを感じさせるものである。
しかし、その一方で、理想への想いだけでない極めて現実的かつ冷静な視点を持っている
のも面白い。
自らが必要とされる局面をしっかりと見極め、想いだけでなく必ず利をもって説得に
向かう姿は他の英雄には見られない独自性である。
歴史にifはないが、もし明治になってからも竜馬が生きていたら世の中はどうなっていた
だろうか?新しい形態の会社が出来上がっていただろうか?
そんなことを考えずにはいられない。
しかし、不思議なもので、はじめからプログラムされているかのように幕末の英雄たちは
時代から去っていく。
高杉晋作、中岡慎太郎、西郷隆盛、そして坂本竜馬とまるで小説かと思うように自らの
役割を果たしきって死んでいく姿は自らの使命に命を賭けた幕末という時代ならではの
ように感じた。
読ませる。楽しい。深い
(2009-06-24)
いまさらながらに評することもないが、とにかく面白い。
まだ読んでいない人は、ぜひ読まれたい。
不思議な男だ...
(2009-06-20)
とても不思議な感覚でした。
竜馬はいったい何のために活動しているのか。
いったい何がそのエネルギーの源になっているのか。
薩摩であり、長州には関ヶ原の遺恨がある。
公家や大名には守るべき地位や財産がある。
全ての者が損得の中で行動する中、竜馬はどこか違う。
何か違う物を見ている。違う世界を旅している。
歳をとると人は、知らず知らずの内に自分の可能性に蓋をする癖がついてしまう。
考えることばかりを覚え、行動する前にリスクの壁を越えられなくなって行く。
若い世代はもとより、頭が固くなりつつある世代も読むべき一冊でしょう。
Don't Think . Feel ! そして Don't Think . Read !
おすすめです。
足かけ4年かかって読破
(2009-05-29)
なぜだろう。彼のキャラクターが爽やかすぎるのか、夢物語を読んでいるようで、
8巻まとめて買ったが、読むのを2度も挫折した。
さらに途中で8巻が紛失して買いなおしもした。
同時代の「燃えよ剣」の土方の不器用で方向転換のできない男のほうが、
共感できたのかもしれない。
*ただし決して面白くないわけではない。
とにかくおもしろいから読め。
(2009-05-24)
とにかくおもしろいから読むべきである。フィクションを含めても、これだけおもしろい作品にはなかなか出会えない。単なるエンタテインメント作品として読み始めても、一向に差し支えないと思う。
そして、読み進めるうち、自分自身の生き方や、現在の日本の状況にに対して新たな思いを巡らすに違いない。
学生ならば、幕末の情勢がよくわかって日本史の成績が多少良くなると言った副産物も得られるだろう。
(これは1〜8巻を通してのレビューです。)

