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文藝春秋
グループ:Book
ランキング:3862
価格:¥ 788
発売日:2006-04
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カスタマーレビュー ![]()
おもしろかったです。
(2009-12-10)
タイトルで選んで読み始めた人は、
著者の発言に衝撃を受けることでしょう。
「株式投資はギャンブルである」
と言って(書いて)いるのですから。
「臆病者」がそんな衝撃的な発言を聞いて(読んで)しまうと、
株なんか手を出せないような気がしますね・・・。
内容は、
「株とはどういうものか」、
「理論的に証明されている最善と考えられる投資法」をはじめとして、
株式市場で話題になった出来事(ホリエモンの事件など)や、
押さえておきたい有名人(バフェット他)についてなど、
株に関連する話題をわかりやすく解説しています。
書かれている内容は“入門の入門”として、
とても勉強になります。
読みやすい文章でサラッと読めるため、
初心者でなかったとしても、
“読み物”として楽しめるものだと思います。
株式投資自体を純粋に楽しむことはできないかもしれませんが、
カモられずにお金を増やすには、
この本に書かれているような方法を取るべきだと思います。
確率の高い方法よりも、
一攫千金や、楽しみを優先したい場合には、
各人が思う通りに投資をするべきでしょう。
著者も言っていることですしね。
「世界でもっとも魅力的なギャンブルなのだ」と。
個人的には著者の意見に全面的に賛成です。
評価としては、
星5つとさせていただきました。
株式投資の荒波に出る前に!
(2009-08-28)
「ジェイコム」「ホリエモン」など一時期話題となったワードをもとに、レバレッジやデイトレード、
市場の歪みなどが前半部分でわかりやすく解説している。
著者自信がデイトレードを実践した際の経験談なども書かれていて面白い。
後半は株式投資とは何かということが書かれており、株式投資とは確立のゲームであり、証券
アナリストらが喧伝するような絶対に儲かる方法というものはないこと。
しかし、市場の歪みの中で必ず儲かる局面というものがないわけではないことなどが書かれて
ており、株式投資が世の中で最もエキサイティングなギャンブルだということを改めて理解さ
せられる。
そして、最終章には最も高率な投資方法として「トーシロ投資法」として、TOPIXインデックス
ファンドと世界市場のインデックスファンドに15:85の比率で投資することなどが書かれている。
本書は論理的かつ平易な言葉で書かれており、株式投資についての最低限の常識をわからせて
くれる。
株式投資という荒波に出て行く前に、本書を読んで投資がギャンブルであることを最低限理解
し、冷静な視点を持っておきたいものである。
とにかくシンプルでわかりやすい
(2009-05-17)
投資を始める前に知っておきたい前提知識や、まっとうな投資方法とは何かを平易で軽快な文章で説明してくれる。とにかく文章がシンプルでわかりやすい。深く理解しているからこそ、徹底的にかみくだきユーモアを織り交ぜて説明できるわけで、その知識の深さに感銘を受けた。
株や市場とは何かといった大前提の話や、期待リターンやリスクといった概念を理解していなくても、金融商品を買うことはできるのだが、セールスマンの言いなりになるだけだ。流行の金融商品を紹介する雑誌やセミナーの中には害のあるものがかなり混ざっている。とはいえ、自分の頭で理解して、きちんと判断することはなかなか難しい。本書を読んでも完全に理解しきれるレベルには達しないので、これを入門としてさらに勉強して実践に向かう必要がある。
金融リテラシーを身につける一冊
(2009-05-15)
現代ほど、金融リテラシーが叫ばれる時代は、過去にはなかったであろう。
投資に無縁だった人でも、確定拠出年金なんてものが出てきたおかげで、金融リテラシーと無縁ではいられなくなっている。そんな時代において、投資で金儲けとまでいかなくとも、損はしないような術を身に付けておきたいものである。そんなときに、お勧めなのが本書。
本書は、実に冷静な視点で、投資という行為について、淡々と分かりやすい口調で書かれている。巷に溢れている「何億円儲けた…」なんて甘い話を偶然の産物と切り捨てるあたりも好感が持てる。本書を読むことで、「絶対に儲かる」なんて甘い話はないということは、嫌というほどわかると思う。
儲けた人の美談に誘われて、投資を始める前に、是非とも読んでおきたい一冊だと思います。お勧め!
うまいなぁ!
(2009-03-02)
この著者の筆力は本当たいしたものである。
難しい話をよくこれほど分かりやすく,しかもポイントを外さず,必要な内容は最大限漏らさずかけるのだろうか。感心する。
私がもっとも感心した一文は次のような物である。
「犬猿の仲に見えるファンダメンタルズ派とテクニカル派は,じつは相互に依存しあっている。企業の本質的価値を無視して売買するテクニカル派がいなければファンダメンタルズ派の投資は成立せず,企業の収益予測によって株価が動かなければテクニカル派のゲームは始まらない。」
つまりお互いに自分の論理の正しさを主張しつつも,それが有効な結果を生み出すためには,自分が正しいと信じる論理を採用しない者の存在が必要だということである。
他書でこのような明快な説明にお目にかかったことはない。私自身はどちらかといえばファンダメンタルズ派だと思うが,それが投資結果につながるためには,テクニカル派の存在が必要なのだ。
この説明に巡り会えただけでも本書を買う価値が私の場合はあった。他にも有用な視点が随所にちりばめられており,著者の卓越した物事をとらえる力には感服するばかりである。
お薦めできる。

