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新潮社
グループ:Book
ランキング:6994
価格:¥ 1,050
発売日:2008-03
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カスタマーレビュー ![]()
好きなように。
(2010-02-04)
好きなように生きればいい。
何かが起こればそれに合わせた生活をすればいい。
正論といえば正論。屁理屈といえば屁理屈。
(2009-09-13)
一般の人に対しては環境問題について視野を広げるように気づかせてくれるくれるかもしれない。エネルギー問題や食料の偏分配について意識を高めるように書かれているところは非常に評価できると思う。しかし、二酸化炭素・地球温暖化問題やリサイクルの実態などについて、個人の意識を削ぐような言い回しをしている部分は評価できない。環境問題を単に政治的問題と片付け、個人のもつ環境問題貢献意識を無駄な事のように書いている。これでは明日の政治を担う国民の意識はいつまでも変わらない。環境問題が政治問題というのであれば、それこそ人為起源ではないのか。本書の至るところに意見の矛盾がみられるように感じられた。
例えば、日本は省エネ技術に長けており、これにより世界でも屈指のエネルギー効率国であるため、他の先進国に日本と同じことをしなさいと主張すればよい。と池田先生。しかし、お二人の対談の中で養老先生は、日本も我慢するからあなたも我慢しましょうという考えは危険と述べている。一応共書なのですから意見の一致は確認すべきかと・・・
また、養老先生はご自身の著書のなかで「ああすれば、こうなる」概念を否定していらした。しかし、本書の多くの部分で環境問題対策・予防に関して、実施する以前にどんな効果があるか明示せよと述べられている。先生の考えに統一性がみられないようにも感じられた。
そもそも現在懸案にされている環境問題は人にとっての問題であるからして、人為的な問題であろう。(人も自然の一つと考えるなら、話は違うが・・・)それを上手い言い回しで、自然の流れのように語られてる部分もあり、もはや議論の的が交錯している。読者の方々には本書を鵜呑みにしないようにして頂きたい。
世の中知らないことばかり、聞くは一時の恥ですが。
(2009-08-25)
そうですね。
なーるほどですね。
心中でもやもやとしていた児童手当の問題、スッキリした!
ええかっこしいやな、と思っていたインド洋給油の問題。
ホンマどうするん、と思った農家所得保障の政策。
京都議定書なんて、さもありなんですよ。
などなどなど、
要は、考える力を養う。
歴史はモノ、エネルギーで考えるのですね。
本当の事が分かると、自分で考え結論出せるとスカッー!とします。
考える人の言説はダイナミックで、社会の常識覆し、
怖いくらいに刺激的です。
仕事も忙しいけど、政治家の言説とマスコミの論説を鵜呑みにしてはいけません。
しっかりした本、人の声を探し耳を傾ける努力を楽しみます。
IPCCも政治の場、簡単な概算で裏が分かるのに、何でやらないの?
(2009-07-23)
せっかく、良い事も沢山おっしゃっているのに、温暖化問題に対する見解には、失望です。
自分にも出来る範囲で、追跡確認を試みた上で、見解を述べるのが、科学者としての基本だと思いますが、この形跡がありません。IPCCの権威に頼って、表面的な事だけ鵜呑みし、自説の根拠にしています。これでは、芸能人の世間話と同じです。科学的な書籍を書く態度とは言えず、発言全体の信憑性まで影響します。
ノーベル賞を同時に受けた、IPCCとゴア元副大統領、海面上昇では、どちらかが間違っているのではなく、どっちも良い所を突いているのです。
「海の平均深度」と「水の熱膨張率」、「海水温の2.8度上昇」で概算すると、3729m×0.00021×2.8度≒219cmとなり、あれ?と思うでしょう。
<前提>IPCCは、海水が吸収する熱を、水深700mまでの層で2/3、これより深い所で1/3としています。深海の水温上昇はわずかという前提です。
<前提>気温上昇より海水温の上昇は遅いので、仮に、今世紀末、水深700mまでの水温上昇は気温上昇の4割にとどまるとします。
<前提>IPCCは、海面上昇の原因の7割を海水の熱膨張、残りを陸上の氷河や氷床の融解としています。融解は加速しない前提です。
以上の<前提>で概算し直すと、著者やIPCCの言う35cmの上昇になります。
700m×3/2×0.00021×2.8×0.4÷0.7≒35cm
北極や南極付近で海水が凍る時にできる「海洋深層水」が減るほど、深海の温暖化は加速します。(深海に眠っている大量のメタンハイドレートが、気化する危険も。メタンは二酸化炭素の21倍の温室効果がある!!)
南極やグリーンランドの氷の融解は、加速し始めています。
温暖化で、一番怖いのは、海面上昇!!
<前提>が崩れたらどうなるか、「縄文海進」で検索すると分かります。
ほんとうは政治問題
(2009-02-04)
現代の環境問題、すなわち「地球温暖化対策のためのCO2削減」はまやかしだ!と怒る二人の「虫屋(昆虫愛好家)」が実証する「環境問題問題」の不都合な真実。
曰く、「環境問題は排出権取引で儲けようとするEUの策略」「本当にCO2を減らしたいなら、(先進国が排出権を買うのではなく)石油や石炭を使わないようにすべき」「日本は既に世界有数の省エネを行っているので不利」などなど。
アル・ゴア元副大統領がスポークスマンとなって世界的に「CO2を削減することが温暖化を抑制し、地球を救うことになる」ことになってしまったが、オゾン層の破壊は太陽黒点の活動のせいであるとか、温暖化が原因でCO2が増えたのが真実でその逆ではないという説もある。実はまだよくわかっていないのである。
ただし、IPCCの意見がメディアで喧伝されることが主流となり、その他の意見はあまり流布されない。皮肉なことだが、ゴア氏の自宅は豪華な邸宅で、周囲の20倍もの電力を消費していると地元の市民に非難され、あわててエコハウス化したり「クリーンエネルギーを“買って”いるから」と言い訳しているのはなんとも皮肉だ。息子もプリウスで「暴走」して何度も警察に捕まったりしているが。
地球温暖化の「被害者代表」シロクマは、種としては10万年前くらいから存在している。その間には今より4−5°温暖な時期もあったのに生き残ってきた。シロクマが絶滅の危機に瀕しているとしたら、それは温暖化のせいとは限らない。実は温暖化した時期(当然CO2は今よりずっと多い)に滅びた生物はほとんどおらず、寒冷化した時にこそ、植物が枯れ、大型爬虫類が滅びた。
温暖化以外にも、「ゴミの分別が果たして合理的か」「外来種は本当に有害なのか」「エコ製品を作るのに、余計な石油が使われている」など、一般人が常識と信じ込まされていることが、実は利権屋と官僚が結託したプロパガンダである可能性があると教えてくれる。
養老先生は、太平洋戦争の起こった最初の原因は「石油確保」だと喝破し、それがいつのまにか「大東亜共栄圏=白人帝国主義からアジア人を解放する」というイデオロギーを掲げて無謀な戦争に発展した例を引き、現代の環境問題に対するマスコミの論調を非難する。二人の著者は環境問題の専門家ではないが、「虫屋は環境に敏感なんだ」と言って、一歩引いた冷静な視点で、日本の進むべき道を示唆している。

