アイテム詳細
新潮社
グループ:Book
ランキング:134
価格:¥ 820
発売日:2006-05
在庫あり。
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カスタマーレビュー ![]()
ドラマチックな数学史全体の俯瞰
(2010-03-17)
フェルマーの最終定理ってなんだっけ、と思って書店で手に取り、ぐいぐい引き込まれ、購入した。
定理にかかわる人や出来事を生き生きとドラマチックに描いている。
取材の量がすごいのだろうが、まるで見てきたかのように躍動感があり、スリリングでもある。
フェルマーの定理という限られた素材を広げ、数学史全体を見ているようなスケールにしているのも特徴。
中島みゆきの「地上の星」を思い出した。
歴史に埋もれた数々のドラマを、著者が発掘したようだ。
寝るのも惜しく徹夜で読んだ本は、マンガ、ミステリーを除いて本書だけかもしれない。
ページの最後の方まで読んだとき、読み終わらないで欲しいと願った感覚は忘れられない。
結構長かったので時間がかかりました
(2010-03-07)
暗号の書物を書いた人ですので非常に興味がある作者の作品でした。さまざまな人のフェルマーの最終定理に対する挑戦に栄枯盛衰、敗北がつづられ、また、どのように挑戦し、破れていったか、非常に人生のやるせなさ、を感じました。一見非常に簡単そうに見える問題に対して、成立しないことを証明することのむずかしさ、証明するまでに反対論を出したり、途中で間違えたり、とすさまじい戦いです。藤原さん、ピーターフランクル等の数学者の本を読む中で多少、数学者に接する際に、一見魅力的な世界を楽しめました。
読み終えるのが惜しくなる
(2010-02-23)
難しそうなタイトルだったが、書評に惹かれ少し読んでみよーと読み始めた。 人間と数学の歴史、読み進むうちに数字がとても美しいものに思えて数学なんてわからない私でも興奮した。 もう何年も数式なんて見ることがなかったけど、数式にたくさんのドラマがあったこと、形のない答えを見つけようと人生をかけて追い求めてきたたくさんの人たちに胸をうたれ、読み終えるのが惜しいくらい面白かった。
多くは語りません
(2010-01-24)
多くは語りません。
この本のすごさは他の方のレビューの通りです。
ただ一言、読んでみてください。
最高級の興奮と感動があなたを待ってます。
フェルマーの最終定理
(2009-12-23)
「フェルマーの(最終)定理」,理系の人間でこの言葉を知らないものはいないだろう。式のシンプルさ,nが1ならすべての数に成り立ち,nが2では成り立つ数は限られるもののまだ無限の組み合わせで成り立つ関係式がnが3になったとたんに全く成り立たなくなるという神秘性。この式の持つ魔力に魅せられたものが数多くいることもうなずける話である。この定理がワイルズという数学者に証明されたと聞いたとき,いつかその証明を見てみたいと思った。この本を読んだときに証明の詳細に関する興味を乗り越えて押し寄せてくる圧倒的な数学の面白さ,神秘性に衝撃を受けた。完全数,友愛数みな知らないものばかりであり,完全数に1足りないものは多数見つかっているが1多いものは見つけられないなど興味のない人には意味のないことなのだろうがワクワクのしどおしだった。ちなみに,本を読んだ後で元になったテレビ番組をYouTubeで見たけど面白さはこの本の方がはるかに上だったし,ワイルズの証明そのものはWikipediaで入手できたが,なんのことかさっぱり理解できなかった。この本を読むのに必要なのは数学の知識ではなく単なる好奇心だということの証明であろう。

