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深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海 (新潮文庫) - 和書 - ペットのセレクト通販

アイテム詳細

沢木 耕太郎

新潮社

グループ:Book

ランキング:5988

価格:¥ 460

発売日:1994-05

在庫あり。

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http://pet-select-shop.com/asin/Books/4101235090/

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カスタマーレビュー

トルコ  (2010-02-11)
沢木氏の本は臨調感があり、吸い込まれて読み終わります。

転換点。  (2009-12-18)
『深夜特急』は、どの巻から読んでもいいと思います。
自分が最初に通読したのは、この五巻でした。

冒頭の一行は、
「テヘランに着いたのは、夕方の六時頃だった」。

この五巻にも、沢木流旅の実践指南が具体的に語られていきます。

たとえば、こんな記述。
「新しい国に入った際にいつもそうしてきたように、
 一から十までの数字と、何、いくら、どこ、どのように、
 といった言葉の使い方を教えてもらったのだ」

一切のガイドブックを持たずに、
ただ2枚の地図だけを頼りに続けている旅なので、
この現地の言語となじむことは重要でした。


第一巻は、香港から始まるこの旅の熱気と喧噪と興奮が
ダイレクトに伝わってきます。

それが5巻になると、
著者(旅の主人公)は、この旅そのものを内省し始めます。

きっかけのひとつは、約束の実行です。
「酔狂なことをきわめて真剣にやる
(つまり乗り合いバスだけを乗り継いで
ユーラシア大陸を横断しきる)こと以外に目的を持たない旅でしたが、
彼には、ひとつ果たすべき約束がトルコであった。

人を探し、預けられたものを渡すこと。

それを彼はトルコで終えます。
そのくだりは、比較的さらりと書かれています。


もうひとつ、主人公は、特に目的を持たずに旅を進めてきましたが、
彼には1カ所だけ、どうしても立ち寄りたかった場所があった。

彼を旅に誘ったひとつの大きな要因だった
小田実の著書『何でも見てやろう』の中で
とても魅力的に綴られていたギリシャのペロポネソス半島。

彼はこの目的も成就する。

すると、それまで彼の胸をときめかせていた旅の出来事、
現地人との交流などが、ありきたりの、
今までに経験してきたことの繰り返しに感じられてきてしまった。


トルコで託された約束を果たし、ギリシャで意中の目的を達成し、
旅の終わりが見えてきた時、主人公は何を思うのか。

通常なら、ある種の手応えや充実感を覚えるのでしょうが、
彼が実感したのは「喪失感」だった。
ここが著者ならではの感受性だと思われます。


そして、この巻は、
わずか14ページの素敵な1章、「絹と酒」で終わります。
それは地中海の海をギリシャからイタリアへ渡る船、
ポセイドン号の上で書かれた手紙。

「僕は、いま、地中海にいます」

一気に読みました。  (2009-09-22)
ケーブルテレビの再放送で深夜特急を見て、原作を読みたくなりました。異文化を前向きにとらえる味わいのある文章、1巻から6巻まで一気に読みました。これを読んで遠くへ旅立った友人を思い出しました。

予定を立てないということ  (2009-06-21)
 自分もこのような旅をしてみたいと憧れます。「金」「時間」「英語力」「好奇心」「若さ」「決断力」考えてみればどれも今の自分には不足しているのでせめてこの本を読んで遠いトルコやギリシアに連れて行ってもらっています。
 この本に書かれていることが本当ならば、著者は明日のことさえ考えずに旅を続けています。現在の日本に住んでいると、できるだけ先のことも予定が立たないと不安を覚える癖が付いてしまっています。果ては年金の心配までする始末です。本当はこの本に書いてあるように明日のことなんてわからない。道をぶらぶら歩いていると誰かから声をかけられあとはなるようにしかならない。この本の底流にはそのような思想があってその魅力で5巻まで読み続けることができました。6巻では、どのように旅を終えるのか楽しみです。
 

飛光飛光  (2009-05-16)
オリジナルは1992年10月リリースの『深夜特急 第三便』。本書はその前半部分を文庫化したもので、1994年6月1日リリース。文庫化の巻末には高田宏氏との1992年10月掲載の対談『旅を生き、旅を書く』が加えられている。

実際に旅をしたのは26才、この第三便のリリースはその17年後の43才の時と言うことで、第二便からも6年が経過している。その意味でいささか『連続性』が薄れるのは感じるが、旅自体の魅力は減少しない。この『5』でついにアジアを離れ、ヨーロッパに入る。印象的なシーンが数多く登場する。そして歴史的建造物よりも、その土地の人に旅の魅力を感じる視点に共感を覚える。

ここに来て多くのデジャ・ヴを体験し、ゴールを意識するようになっている心理的な変化を語りはじめる。最終巻でこの気持ちがどうなっていくのか、が最も興味あるところかもしれない。

個人的に一番印象に残ったのは熊を使ったイスタンブールでの恐喝のシーン。絶対に日本にはいない。

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