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とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い) - 和書 - ペットのセレクト通販

アイテム詳細

森沢 晴行

小学館

グループ:Book

ランキング:2264

価格:¥ 660

発売日:2008-02-20

在庫あり。

このページのURLは
http://pet-select-shop.com/asin/Books/4094510524/

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カスタマーレビュー

あまりにも王道  (2009-06-29)
王道。あまりにも王道。

いわゆる「ネット発のヒット作」ですが、こういう王道作品がネットで絶賛されるっていうのは、なんか象徴的だなぁと思います。

ラノベ好きなら、序章と若干の用語に耐えて読むべき傑作。  (2009-05-23)
・もし迷っているのなら、読むべき傑作。(読了の清涼爽快感保障)
・作品世界や情景描写が秀逸なのも間違いない。(すごくキレイだった。)

・お姫さんの美貌や魅力の筆致も十分。(キューンとくる可愛さだった。)
・主人公の腕のすごさも伝わり、読中手に汗握る。(読んでGを感じる?)
・読後感、もったいなさも、カリオストロに匹敵。

…するのだが、何が違うかといえば。
・まず序章の(文芸ぽい?)部分だ。 (前評判とか、期待がないと辛い)
 主人公のショボイ生い立ちが「作品」として必要なのは認めるが、ノリの悪さは否めない。
 ハルヒとか読んでる人には何てこたないが、他のエンタメラノベ慣れしてると逃げるかも。
 数ページしかないんだから、大した読み手間ではないが、映画化・コミカライズには一考。
 (往年のハヤカワSF、FT程ひどくはないが。)
・また、空戦部描写の文章表現に迫力を感じる前にわけわカラン人が出ないか心配(杞憂?)
・満点をつけてしまうには惜しいラノベなので、あえて−1。(厳しすぎ?)

映画化希望  (2009-05-18)
最近の洋画シーンは大変な不況・不作だと聞く。
なあ、ドラゴンボールなんて実写化してる場合か?
 
というわけで、完璧な世界観、完璧なストーリー、完璧なドラマ性を持つこの作品を、是非とも実写映画化してもらいたい。
そう思う理由はただ一つ、「この物語をもっとたくさんの人に知ってもらいたいから」。
ライトノベルというジャンルにありがちな、絶世の美女ヒロインに、普通だがずば抜けた特殊技能を持つ主人公という設定だが、
それに屈辱的なまでに厳しい身分社会の背景的要素が加わり、物語に深みを持たせる。
男性なら心躍らさずにはいられない飛行機による空中戦、
女性なら間違いなく心惹かれる二人の関係、そして結末。
 
敵対側である天ツ上側の視点も交えて描かれる空戦シーンは鳥肌モノ。
不器用だが、一線を越えられない純朴で誠実なシャルルの人物像も、好感が持てる。
 
ただ、終章だけはやや蛇足気味に感じた。
シャルルの業績に関しては、ファナがその後明らかにして、彼の名誉を讃えるような感じで良かったんじゃないだろうか。
ミッションの報酬すら空に撒き、恐らくはまた戦場に帰っていったであろうシャルルのその後を思うと、
もう少し報われて欲しかったと、胸が痛い。

結末は好き!  (2009-05-14)
友達に読め!と言われ購入。
次期王妃と飛空士の恋と空戦の物語。逃げることしかできない主人公と敵国の隊長機との空戦のあたりはハラハラし楽しめましたがそれ以外は結構ベタな展開でした。序盤は退屈でしたが結末はよかった。

空戦の描写も良いです。  (2009-03-29)
とても楽しめる本です。ストーリー全体のレビューは他の方のものをご参考に。。
このレビューでは空戦のことについて、少々書きます。

空戦の描写は、旧日本海軍エースの坂井三郎氏の『大空のサムライ』、『坂井三郎空戦記録』の諸巻を参考にしており、その為に臨場感があふれる内容になっています。
空中戦の技術「左捻り込み」は坂井氏の得意技です。あるいは、多数の敵機に追尾される模様は、硫黄島上空で敵機15機に追尾された空中戦の坂井氏自身の実体験の描写によるものです。
敵機に追尾された場合に回避する最善の方法は、海面上すれすれに滑空することで下からの攻撃を不可能にし、斜め上後方からの攻撃に限定させることだそうです。
素人考えでは、真後ろも攻撃可能かと考えがちですが、機銃弾は放物線を描く(つまりは男性の小便スタイル)ので、鼻先を付けるくらいに接近しない限り命中しないらしいです。
そして、機体をわずかに横滑りさせることで、敵機が機銃弾の到達するであろう未来位置へ向けて発砲するのに対してズレを生じさせることで撃墜を免れることが出来るそうです。

敵側の戦闘機「真電」は旧日本海軍戦闘機「零式艦上戦闘機(ゼロ戦)」をモチーフにしているのは明らかです。
ゼロ戦は名機として、航続距離、軽快な運動性能、見張りの容易さなどを誇った戦闘機ですが、弱点として機体を軽くするために乗員を防護する鉄板などを省いたことによる人命軽視と機体が丈夫でなかったことが坂井氏の著作で述べられています。
また、翼面積が大きいために急降下すると空気抵抗の為に、乗員の力では昇降舵を上げきれなくなりそのまま地表へ激突する危険があったそうです。
したがって、当時の「ゼロ戦のサムライ」達は、急降下して逃げる敵機は追いかけなかったそうです。
さらには、20mm機関砲は威力があるが、携行弾数はわずか100発(戦争末期には200発)で連射わずか数秒で弾切れとなり、弾切れした機銃は重いばかりで無用の長物であって、対爆撃機(B17など)を除けば7.7mm機銃で空中戦が行われたそうです。特に巴戦では、20mmは小便弾の為に当たらなかったそうです。

こうしたゼロ戦の弱点は、戦争当時は前線にいた乗員達の意見として指摘されていたのにも係わらず、大本営に無視されたというのが史実ですが、「真電」では克服されているので、おそらく著者は「ゼロ戦」が大好きな方だと思ってしまいます。
その他の記述でも、坂井氏の著作を十分に研究されていて楽しめる内容でした。

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