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墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便 (講談社プラスアルファ文庫) - 和書 - ペットのセレクト通販

アイテム詳細

飯塚 訓

講談社

グループ:Book

ランキング:1931

価格:¥ 714

発売日:2001-04

在庫あり。

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http://pet-select-shop.com/asin/Books/4062565153/

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カスタマーレビュー

辛い、悲しみの記録  (2009-06-30)
読み進むのがこんなに辛い本もありませんでした。ひとつには事故そのものの凄惨さ、もうひとつは著者の携わった検屍作業の凄まじさ、からです(航空機の墜落に至る経緯などは割愛されているので、ご存知ない方は調べてから読んだ方が良いと思います)。
自分は、「死にかた」によって、その人の生きざま自体に何ら汚点が付くものでは無い、と思ってはいますが、墜落の瞬間までに地獄のような恐怖を味わった乗客の方達が、なぜこんな変わり果てた姿で遺族と再会しなければならないのだろうか…と、何度もやるせなく感じました。「仕事」の範疇を越えて、誠心誠意、作業に関わった多くの方たちにも頭が下がります。
時が過ぎても決して忘れてはいけない悲しみがある、と改めて思いました。

律儀な日本人の死との付き合い方  (2009-04-04)
例え骨のかけら、肉片一つになってしまっても、かけがえのない愛する人の一部であった遺体を帰るべき所へ持ち帰り、惜別の念を伝えたい。あるいは、形見を手元に末永く置いておきたい。運悪く最悪の飛行機事故の犠牲になった人々を、遺族の元へきちんと返してあげたいという執念にかられた警察や医師、そして看護婦などの活動を記した壮絶なノンフィクションである。

一般的には日本人が宗教的な意味での強い信仰をもたないことに安心感を感じる自分なのだが、ここまで繊細に身元確認を誤らないように粘る人々の存在に、日本人の既存の宗教を越えた世界観を見る思いがする。遺族の遺体に対する対応を比べ、外国人のある意味ドライな死生観に拍子抜けする筆者の描写があるが、外国人の犠牲者が少数なことを考えれば、その部分を必ずしも一般化できるとは思わない。しかし、例え「指先一つ」の遺体でも遺族の元へ返すことが責務であると当然のように身を削りながら行動する筆者らの律儀さに、良くも悪くも日本を日本たらしめている文化を感じた。こういった、いたわりの心は、日本に生まれた人間としては、いつまでも忘れたくないものである。

凄惨な現場が容赦なく描かれるドキュメントだが、遺族の事を思えば涙なくして読むことが出来ないと同時に、一瞬を生きるということの大切さを感じさせてくれる作品だ。

こんな事があったのかと、、初めて知る悲しみ  (2009-03-02)
内容は、事故現場にあたった人達の奮闘の記述ですが、
おそらく大半の人間にとっては一生涯、縁の無いような惨状なので、
当事者でもないとまず実感そのものが湧きにくいし、
まずは、「大変だったんだな…」という感想しかありません。

改めて、人間は臓器の袋なんだとも思いました。
当然、自分も乗っていれば凄まじい衝撃を身体に受け、
皮膚が裂けたりして臓器が飛び散っていたことでしょう。
それだけの悲惨なリアルが、冷静に記述されている本です。

こんな事故は二度と起こってはいけないし、
もう二度と起こる事もまず有り得ないでしょう…
だからこそ、この惨状がある種の異質のようにも思え、
この事故で沢山の命が終わってしまったのに、
様々な異説があったり、絶対に認められない再調査、
未だに原因には疑問符がついてまわり…
そういうのと合わせて、読後に空虚な気分にもなりました。

個人個人で、また立場や年齢によっても、
大小いろんな感想があると思います。
自分にとっては、この本は良くも悪くも実感が湧かないリアルでした。
でも悲しみは解りました。重い本です。
事件を知らない世代の人も、興味があったら読んでみて下さい。

何度読んでも涙が出ます。  (2009-02-05)
事故当時、私は小学高学年で何か大変な事故が起きたんだな、ぐらいの印象しかありませんでした。
それでも、わずかな生存者の救出場面はいまだによく覚えています。
あんなにバラバラになった飛行機に乗っていながらよく助かったなと。
あの頃はまだ子供だったから、どこか他人事のような観点でしか見られなかった。

今、大人になって結婚をし、子供を産んで育てて
自分自身の大切な家族ができた今、改めてこの本を読んで衝撃を受けた。
あの時、自分とは無関係な世界で起きた事だと思っていた。
実際はこんなにも悲しく悲惨な事故だったとは、あの頃は解っていなかった。

突然大切な家族を奪われた遺族の、言葉にはならない悲しみや、
何とか遺体を家族の元に返してあげようと奮闘する警察や医療関係者の方々の努力、
凄まじい現場の中で回収作業に従事した方々の努力、
読むたびに、現場の方々に頭が下がります。そして
死の直前に書かれたメモを読んで、
どんなに無念だっただろうと思うと涙が溢れます。
子供の損傷遺体の描写も、何度読んでも胸がしめつけられ涙が止まりません。

こんな事故はもう二度と、あってはならない。

 混 沌   (2008-09-21)
初めて読むのに「前に読んだことある」と思う所が、何か所も出てきました。吉岡忍著『墜落の夏』と同じことが書いてあるのです。
誰が何を何から引用したのか、私にはわかりません。
この本も、どこまでが筆者の体験で、どの部分が引用なのか、さっぱりわかりません。筆者は、後世に残すべき重要な体験をしています。筆者が体験したことだけを書いて欲しかったと思いました。そして、どうしても引用する必要があるのなら、引用した箇所や出典を明らかにすべきです。

本書は、涙なくして読めないところがあります。
その部分は引用ではなく筆者の体験だったと、良い方に解釈して
星3つ。

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